こんにちは!
かもしかです。
最近は投資をする人も増えてきましたが、今までにないお金の流れが発生すると、投資は家計簿にどうやって付ければいいのか悩む人も多いと思います。
まずは簡単に自己紹介させてください
自作のExcel家計簿の作り方を書籍化するほどの、Excel家計簿愛用者です
Amazonで「家計簿 kindle」で検索すると表示順位「1位~4位」をウロウロしている本の著者です
普通の人よりは少し家計簿について詳しいと思うので、家計簿の付け方や様々な家計簿について解説しています
家計簿を付けるのは、購入したとき?売却したとき?時価評価額の変動はどうする?
などよくある悩みを解決します。
まず、結論ですが私は「投資は株の売却時のみ収入として家計簿に入力」しています。
詳しく解説します。
株の購入は支出として家計簿に付けない
株や投資信託の購入は支出として付けません。
支出として付けると、その月の支出額が余計に多くなって「収入−支出」をした収支額が下がってしまいます。
本来であれば資産を増やすための投資が、家計簿上で収支を圧迫するのはおかしいですよね。
また、株を購入した金額をいちいち家計簿に記録するのも手間です。
かもしかの家計簿のルールは
「手元のお金の形が変わる取引は家計簿に付けない」
です。
例えば、
「現金⇔預金⇔株」などのような取引のことです。
・現金を口座に入金した
・預金から投資信託を購入した
・クレジットカードでAmazonギフト券を購入した
こういったお金の形が変わっただけの取引を家計簿に付けてしまうと、毎月の支出額や収入額が余計に増えてしまい、前月との比較がしづらくなります。
株の購入時は収入として家計簿に付けない
同じように、株の購入は収入として家計簿に付けません。
株は資産を増やすために購入するので、収入として計上したくなりますが、株には価格の変動があります。
買った額よりも下がる可能性があるので、買った額で収入として計上してしまうと、下がった場合に収入額も変わってしまいます。
株の売却時に収入として家計簿に付ける
家計簿には、株を売却したときに付けます。
例えば、
10万円で購入した株が12万円になった場合
・収入 2万円
逆に8万円になった場合
・支出 2万円
と付けます
家計簿は家計のやりくりをするためのものなので、
生活を維持するのに無関係な投資は支出にカウントせず、
結局、投資でいくら増えた・減ったのかだけ家計簿に付けます。
株を売却したときに利益が出た場合は「譲渡益税」という税金がかかります
私の場合は、いくら税金を払っているのか知りたいので、この税金も家計簿に付けています
そのため先程の例を正確に言うと
10万円で購入した株が12万円になった場合
・収入 譲渡所得 2万円
・支出 譲渡益税 4000円
となります
税金を付けるのが面倒な方は、実際に口座に入金される1万6000円を収入として付けるのでも問題ないと思います
ただし、投資は資産として計上する
ただし、株の保有中は全く家計簿に付けないわけではありません。
かもしかの家計簿では月1回、
・クレカ未払金やローン残高などの負債
を全て書き出して集計する資産表を作っています。
資産表を作るための資産記録表に、保有している個別株や投資信託の金額を入力します。
↓が資産記録表です。
資産記録表の中で赤枠で囲った部分に個別株や投資信託を記入しています。
この資産記録表から作成されるのが↓の資産表です。
ただし、注意点があり
入力するのは、時価評価額ではなく、購入額です。
資産記録表を作成するときにどれだけ株が上がっていようが、下がっていようが、購入したときの額で資産記録表に入力します。
理由は、時価評価額で入力すると暴落したときに資産額が激減するなど、株式市場の動向によって資産額が変動し、実際の家計の資産の増減がわかりづらくなるからです
投資信託などを積立購入している場合は、毎月積立額分、資産記録表に入力する金額が増加するよ
まとめ
この記事で最も大事なことは、
家計簿と投資は分けて考えるということです。
家計簿は支出と収入のやりくりを家計というミクロな単位で行います。
投資は特定の市場の経済成長に資金を投じるマクロな単位のお金の流れです。
この2つを家計簿上で一緒にしてしまうと、投資のマクロなお金の変動によって、ミクロな家計の増減がわかりづらくなってしまいます。
例えば、
積立金額が多くなって1日で数万円のお金が変動するようになると、家計のやりくりが上手くいったから収入が増えたのかどうかわからなくなります。
そのため、時価評価額の変動は無視して、売却して現金化できた場合のみ損益を収入として家計簿に付けます。
これが投資と家計簿のいい距離感だと感じます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
このブログは私が大好きなExcel家計簿に限らず、自分に適した家計簿を探す手助けをすることをモットーに家計簿の付け方や様々な家計簿を紹介しています
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書籍化した本の内容をさらにグレードアップさせて、作り方を動画でわかりやすくまとめた動画コンテンツもリリースしました
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