一生使えるオーダーメイド家計簿　かもしかのExcel家計簿を使ってみたい方へ

これまで、家計簿アプリを４種類くらい使ってきましたが、どれも合わずに辞めてしまいました

口座連携できる家計簿アプリは、自動で支出が入力されるのは良かったんですが、反映されるタイミングにズレがあったり、細かい調整が出来ずに挫折

シンプルで多機能な家計簿アプリならと思ったんですが、それでも自由度がなく、付けていてもあまり楽しくなくて辞めてしまいました

手書き家計簿はそもそも面倒くさがりで字も汚い私にとっては、選択肢にすらありませんでした

そんな中、消去法で行きついたのがExcel家計簿でした

私も始める前は、Excel家計簿は難しそうとか、わざわざExcelで家計簿を付けるのは大げさかなと思ってました

ただ、使ってみると、入力も集計も自由で思い通りの家計簿が作れるのですぐに気に入りました

数式・関数・マクロも不要で、かもしかの家計簿でも一箇所だけ足し算のSUM関数を使っているだけです

支出や収入を入力すると自動で表が更新されていき、機能も追加していけばいくほど、ますます使いやすくなるので、家計簿を育てている感覚があって楽しいです

家計簿を付けて今月は黒字だった赤字だったなど収支を把握する以外にも、

家計簿には無収入など家計が苦しいときにこそ役に立ってほしいと思っています

「何にいくら使ったか」・「今あるお金はいくらか」・「今の生活を維持するのにいくら必要か」

という過去・現在・未来のお金を把握して、「漠然としたお金の不安を減らす」ことが家計簿の本来の目的だと思っています

私は夫婦で無職になった期間がありましが、今思えば、夫婦で無職になるという選択ができたのは家計簿で最低限必要な生活費がわかっていて、お金の不安が少なかったからです

もちろん、赤字が続くのは精神的にきつい時もありますが、赤字続きでも家計簿はずっと継続していました

今後、無職になっても、そのときの家計状況を見返せば、何にいくらかかったのか全てわかるので、お金の不安をかなり減らせます

黒字にすることが前提の家計簿だと赤字になるとモチベーションが下がったり、失業・病気など本当に家計簿が必要なときに家計簿をやめてしまいます

新しいことにチャレンジしたい、環境を変えたい、親の介護、子どもの教育費など、人それぞれ事情は違いますが、どう頑張っても黒字にならない時期は必ずあります

家計が苦しい時期を乗り越えて、今後の生活の指針になってくれるような家計簿を作りたいという考え方が、かもしかの家計簿のベースになっています

現在は決済方法が多様化して、お金の形も現金・電子マネー・有価証券など多種多用です

そんな中で、支出や収入を自分が管理しやすい形に整えるために家計簿が必要です

散らかった部屋の物を自分がわかりやすい場所に片づけていくようなイメージです

そうすることで初めて、自分にとって何が必要で、何が不要な支出かがわかります

勘違いしやすいのが、家計簿さえ付ければ支出が減って黒字になると思いがちですが、

散らかった物をとりあえずタンスに押し込んで、見かけ上キレイにしても、
自分が納得いく形で費目分けできていないと、家計は改善していきません

かもしかの家計簿では、集計表を使って３階層で費目分けをすることで、一口に食費と言っても、外食・間食・食料品のうち何にお金がかかっているのかわかるようにしています

また、価値分類表では４つの費目だけで家計全体が把握できるので、生活に絶対必要な支出と不必要な支出を簡単にあぶり出すことができます

家計を整えることができれば、あとは余分な支出を減らすだけです

ついお金を使いすぎてしまう場合は、その費目を現金で封筒管理するなど、工夫してみましょう