家計簿を付けていたおかげで夫婦共に無職になれた話

かもしかの家計簿

私の家計簿についての考え方を書きました

私の家計簿は「シンプル・手間なし・自分らしく」をテーマにしています

このテーマを元にかもしかのExcel家計簿を付けていますが、

この記事では、なぜそのようなテーマにしたのかを深掘りできたらと思っています

結婚と同時に無職になりました

まずは記事のタイトルについてです

結婚と同時に夫婦ふたりとも無職になりました

何かショッキングな出来事があったわけではなく、私の場合は普通に任期満了で離職しました

そして、全く違う業種に転職する予定だったので、その業種について学べる職業訓練校の近くに引っ越しました

そして、引っ越しに伴って奥さんも仕事を辞めて付いてきてくれました

これで、晴れて夫婦二人とも無職です

こうなると不安になるのはお金の問題です

実際、周りの人からもまぁまぁ反対されました

私も全く不安がなかったわけではないですが、当面は大丈夫だろうと考えてました

それは家計簿のおかげです

私の家計簿では、

  • 生活に絶対必要な支出
  • 最悪なくても困らない支出
  • 幸福感を感じるための支出

など自分の価値観によって支出を分類する家計簿も作っています

物やサービスの種類で費目分けする一般的な家計簿だけだと、

食費の中に「生活に必要な食費」と「間食代」
日用品費の中に、洗剤などの「生活に必要な日用品」とダイソーなどで買う「雑貨代」
が混ざってしまいます

かもしかのExcel家計簿では

・物やサービスの種類で費目分けする集計表

・価値観によって支出を分類する価値分類表

をどちらも作っています

「生活に絶対必要な支出」がわかると、それを補えるだけの貯金と失業手当があれば良いことがわかるのでお金の不安は大分減りました

周りの反対を説得するために、家計簿を見せてプレゼンする用意までしてました(結局、その資料は使いませんでしたが笑)

家計簿はお金の不安を減らしてくれるもの

家計簿を付けて今月は黒字だった赤字だったなど収支を把握する以外にも、

家計簿には無収入など家計が苦しいときにこそ役に立ってほしいと思っています

「何にいくら使ったか」
「今あるお金はいくらか」
「今の生活を維持するのにいくら必要か」

という過去・現在・未来のお金を把握して、「漠然としたお金の不安を減らす」ことが家計簿の本来の目的だと思っています

夫婦で無職になるという選択ができたのは家計簿で最低限必要な生活費がわかっていて、お金の不安が少なかったからです

無職・無収入でも続けられる家計簿

夫婦で無職になったこともあり、

基本的に無職・無収入でも続けられる家計簿を前提にしています

理由は収入ゼロの一番お金の不安がある時期に、使えない家計簿にはしたくなかったからです

そのため、家計簿のルールはシンプルにして、

お金を別口座で分けたり、月の収入から特別費を積立したり、予算管理もしていません

全てExcelだけで完結するようにして、収入があることを前提とした家計簿は作らないようにしています

家計簿の正解は人それぞれなので、Excel家計簿と封筒での予算管理を組み合わせるのも全然ありだと思います

黒字にすることが前提の家計簿だと赤字になるとモチベーションが下がったり、

失業・病気など本当に家計簿が必要なときに家計簿をやめてしまいます

新しいことにチャレンジしたい、環境を変えたい、親の介護、子どもの教育費など、人それぞれ事情は違いますが、どう頑張っても黒字にならない時期は必ずあります

家計が苦しい時期を乗り越えて、今後の生活の指針になってくれるような家計簿を作りたいという考え方が、かもしかの家計簿のベースになっています

どうしてExcel家計簿なのか

これまで、家計簿アプリを4種類くらい使ってきましたが、どれも合わずに辞めてしまいました

・口座連携できる家計簿アプリは、自動で支出が入力されるのは良かったんですが、反映されるタイミングにズレがあったり、細かい調整が出来ずに挫折

・シンプルで多機能な家計簿アプリならと思ったんですが、それでも自由度がなく、付けていてもあまり楽しくなくて辞めてしまいました

・手書き家計簿はそもそも面倒くさがりで字も汚い私にとっては、選択肢にすらありませんでした

そんな中、消去法で行きついたのがExcel家計簿でした

私も始める前は、Excel家計簿は難しそうとか、わざわざExcelで家計簿を付けるのは大げさかなと思ってました

ただ、使ってみると、入力も集計も自由で思い通りの家計簿が作れるのですぐに気に入りました

数式・関数・マクロもほとんど不要で、かもしかの家計簿でも足し算のSUM関数を使っているだけです

支出や収入を入力すると自動で表が更新されていき、

機能も追加していけばいくほど、ますます使いやすくなるので、

家計簿を育てている感覚があって楽しいです

家計簿を続けていると、ライフスタイルの変化に伴って、知りたいことも変わってきます

独身期:    高額な出費イベントもないので支出や収入がわかれば良い

夫婦・子育て期:出費イベントや生活スタイルも変化するため、支出を深掘りして最適化

老年期:    今ある資産でいつまで生活できるのか正確な試算が必要

集計方法を変えたり、費目を追加したり、過去の家計簿を書き直したりしたくなったときに、Excel家計簿なら手軽にできます

高機能でアレンジが自由にできるExcel家計簿が私にとってはベストでした

オーダーメイド家計簿とは

かもしかのExcel家計簿はオーダーメイド家計簿と言っていますが、

これは「全て自分で手作りできる」という意味でのオーダーメイドです

自分らしく家計簿をアレンジできるのは重要で、自分の家計簿に愛着を持てると、家計簿を継続しやすくなります

手軽さでは家計簿アプリの方が優れていますし、とにかく手間をかけたくないという方はアプリの方がおすすめです

Excel家計簿だとパソコンを開く手間はありますが、それさえ習慣化できればあとは自動集計・自動更新なのでそこまで手間は感じていません

Excel家計簿で自分仕様の家計簿を作ってからは、もう一生これでいいなと思うくらいしっくりきてます

家計簿を付ければ貯金できるわけではない

貯金するために必要な「収入・支出・家計簿」のうち重要度は

「収入50%・支出35%・家計簿15%」です

元も子もない話ですが、収入が高くてギャンブルなど浪費癖がなければ、家計簿をつけなくてもお金は貯まります

しかし、収入を上げるのは時間がかかるし難しいです

私も社会人になって約10年くらい手取り20万円以下でしたが、家計簿を付けてコツコツ貯金してきました

大事なのは、収入が低い時期に赤字になっても家計簿を続けて、地道に無駄遣いを見直して、生活レベルを上げないようにできるかです

家計簿のルール作りすぎると、それが守れなかったときにガクンッと家計簿のモチベーションが下がってしまします

そのため、かもしかのExcel家計簿はシンプルに淡々と続けられるようにしています

貯金できるかは収入次第な所があるので、この家計簿をつければ必ず貯金できるとは言えません

ですが、お金の不安は確実に減らせます

まとめると、かもしかのExcel家計簿は

シンプルでわかりやすく、お金の不安を確実に減らせる

手間なく続けやすくて、家計簿にかける時間を減らして、収入を上げる・支出を下げることに時間を使える

自分らしくアレンジできて家計簿を付ける楽しさもある

という家計簿です

以上がかもしかのExcel家計簿の考え方です

書きたいことを書いただけなので、読みづらい文章になってしまいすみません!

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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