これまで10年間、試行錯誤しながら家計簿をつけてきました
色々な家計簿を試したり、様々な家計簿のハウツー本を読んできた中で、項目(費目)の決め方について私の結論をまとめました
- 家計簿に何の項目を入れればいいかわからない
- 家計改善に繋がる、続けやすい家計簿にしたい
- 家計簿の費目の具体例、項目分けのアイデアが欲しい
こういった悩みを解決するのに役立つ記事にしました
自作のExcel家計簿の作り方を書籍化するほどの、Excel家計簿愛用者です
このブログはExcel家計簿に限らず、自分に合う家計簿を見つける手助けをすることをモットーに発信しています
先にこの記事の結論をまとめます
1. 家計簿歴10年の私がおすすめする項目の決め方、項目一覧(具体例)
1-1. 項目(費目)の決め方
誰でもすぐ使える項目(費目)の決め方を解説します
費目分けを失敗しないためには、なるべく費目分けをしないことが大切です
一体、何を言っているんだ
と思われるかもしれませんが、
家計簿を始めたばかりなら項目が少ないほうが、家計簿は続けやすいです
例えば
支出は大きく固定費か変動費でわけることができます

ここで大事なのが、変動費はまとめて付けることです
最初は「変動費」の中の「食費」「日用品」などの費目は使わず、合算して変動費として付けます
固定費はクレカや口座の明細を見れば簡単に付けることができます
大切なのは最初から完璧な費目分けを目指さないことです
固定費に何にいくら使っているのか記録して、毎月の収支を出すだけでも家計管理の意味は十分あります
最初はまず家計簿を継続することを最優先して、それ以外はラクをしましょう

レシートをもらって家計簿に入力するのが面倒な方は、変動費は全て現金で支払いして、月末に残った残金から変動費を計算するのもおすすめです
家計簿を付けるのに慣れてきたら、変動費の中から管理したい支出を1つ選んで費目化します
食費を管理するなら「食費」だけ抜き出して、それ以外は「変動費」にまとめるような形です
このように自分にとって意味のある費目だけ増やしていくことで、
家計改善を実感しやすく、費目分けで悩むことも、面倒になって挫折することもなくなります
1-2. すぐ使える項目(費目)一覧
すぐに使える費目をまとめています
※タップすると開きます
・↓は代表的な固定費を挙げています
・高すぎる固定費があれば契約を見直して節約しましょう
家賃
住宅ローン
水道光熱費
通信費
保険代
カーローン
サブスク
・固定費以外の支出は変動費としてまとめましょう
・最初は全てまとめて変動費にして、↓の中で削減したい、管理したい費目があれば、その費目だけ抜き出して付けるがおすすめです
食費
日用品費
スーパー(スーパーでの購入額が多いなら、店名を費目化して管理するのもおすすめ)
食費・日用品費(食費・日用品を一緒に買うことが多いならまとめて付ける)
娯楽費、遊興費
雑費
美容費、被服費
飲み会代、交際費
嗜好品費、お酒代、タバコ代(節約したい支出に絞って付ける)
ギャンブル
間食、コンビニ代、外食費
車両費
ペット代
教育費、子ども費、学費
医療費
趣味費、推し活代
変動費は複数の費目をまとめて1つの費目にするのもおすすめです
例えば
食費・日用品費・レジャー費の3つをまとめて「やりくり費」にします
やりくり費にすると、以下のメリットがあります

変動費の付け方に正解はありません。自分の生活スタイルに合った、続けやすい方法を探してみましょう!
2. 項目決めのコツ3選
項目を増やしていくときに、どんなふうに項目を決めればいいのか、
項目の決め方のコツを解説します
2-1. 家計簿の目的を明確にする
家計簿の目的を明確にする
まず家計簿で何を知りたいのかが大切です
赤字か黒字かを知りたいだけなら、収入と支出の2つの費目だけで十分です
無駄な支出を見直したいなら、見直したい費目を設定したり、細かく付ける必要があるかもしれません
このサイトの費目一覧のような、よくある費目分けを真似するだけではなく、家計簿を付ける目的を項目に反映させることが大切です
2-2. 支出の頻度で考える
支出の頻度で考える
費目分けするなら、
支出の頻度(毎月かかる支出なのか、たまにかかるものなのか)
を考えるのがおすすめです
具体的に言うと、旅行中の夕食代は、食費ではなく娯楽費として付けたほうが良いです
理由は、旅行中の食事代を「食費」として付けてしまうと、
毎月、旅行に行くか行かないかで食費の金額が変動して、
毎月必ずかかる食費の金額がわかりづらくなるからです
毎月の食費額が安定しないと、予算管理も難しくなります
つまり、「食費」には
毎月必ずかかるスーパーで使う食費だけを入れて、
不定期にかかる食費は入れないなど、
支出の頻度を考えた費目分けが大切です
2-3. 行動に繋がるものを費目化する
行動に繋がるものを費目化する
例えば、電車代を「交通費」として費目分けしても、
「今月は交通費がかかりすぎてるから節約しよう」とはならないと思います
交通費は仕事や旅行とセットで支出するものなので、「経費」や「娯楽費」にした方が、
「今月は娯楽費がかかったから、来月は家で過ごそう」など具体的な行動に繋がりやすいです
同じように、被服費や美容費という費目を作っても、節約しようと思っていないなら
「日用品費」にまとめていれて、費目化する必要はないと思っています
お金をかけたい部分や節約したい支出はしっかり費目化して支出額をコントロールして、
それ以外はまとめて付けるなどメリハリのある費目分けが大切です
3. 家計簿歴10年の私が実際に使っている費目分け
ここまでは、どんな家計簿でも使える費目決めのコツを解説しました
ここでは、私が個人的にとてもおすすめしている費目分けを紹介します
どなたでも使える方法ではないので、あくまで参考程度に見てもらえると助かります
3-1. 階層構造で付ける
私がおすすめする費目の分け方は、階層構造で付けることです
私の家計簿では↓のような形で付けています
中分類のみの表示

小分類まで表示

何に使ったか詳しく知りたいときは小分類まで表示して、
家計全体をシンプルに把握したいときは中分類のみ表示しています
一般的な費目分けだと、費目を増やしすぎると、わかりづらくなってしまいますが、
階層構造なら費目を詳しく見て分析することも、中分類だけ表示してシンプルにすることもできます
色々な家計簿をつけてきた中で、私が最終的にExcel家計簿に落ち着いたのは、
階層構造での費目分けが便利すぎたからです
より詳しく知りたい方は下の記事で解説しています
3-2. 私の家計簿の項目一覧
私の家計簿の費目分けは、支出→食費→昼食 or 夕食のような階層構造にしています
ここでは私の費目分け一覧を紹介します
食品(スーパーで買う食料品など生活に必要な食料)
間食
昼食
朝食
夕食
ふるさと納税(寄付額のほとんどは税金の控除分なので、食費としては自己負担額の2000
円だけ入れています)
雑貨(百均での購入品など)
住宅関係(家のDIYや修繕など家にかけた金額を知りたかったので費目化)
家具
衣服
パソコン関係
生活必需品(シャンプーや洗剤など生活に必ず必要な日用品)
子ども関連
・車を維持するためにいくらかかったか知りたいので費目化しています。費目化することで次に車の購入を検討するときに、維持費まで含めたコストがわかるので参考になります
ガソリン
オイル交換
タイヤ
車購入
点検
軽自動車税
車小物
洗車
自動車保険
自動車税
車検
旅行(旅行中の食事代や交通費、ホテル代)
遊び(日帰りで出かけたときにかかった食事代や交通費、入場料、チケット代など)
ジム
スポーツ
書籍
ガス代
住宅ローン
保険
携帯
散髪
浄水器
水道代
通信費
電気代
灯油
駐車場代
家賃
小遣い
サブスク
Wi-Fi
・確定申告するときに医療費控除の対象になるか確認するために、費目化して1年間にかかった医療費を集計しています
薬
診察
薬(セルフメディケーション)
ドラッグストアなどでセルフメディケーション税制対象の市販薬を購入した場合に、控除が受けられるので、金額がいくらか集計できるようにしています
歯科
その他
会費
交通費
手数料
年会費
保険
引っ越し
車中泊
銭湯
入場料
・現在はフリーランスなので、経費として事業の出費も記録するようにしています。
・私は経費が少ないので収支計算に「経費」も含めていますが、毎月の経費が多い方は「経費」を除外した収支を出すこともできます
サーバー代
交通費
特急代
会議費
研究開発費
仕入れ
事務用品費
消耗品費
新聞図書費
接待交際費
送料
通信費
定期契約
・払ったぶんの税金の元をとるためにも、費目化してコストとして意識するようにしています
健康保険
雇用保険
厚生年金
住民税
所得税
譲渡益税
固定資産税
国民健康保険
国民年金
不動産取得税
妻健康保険
妻雇用保険
妻厚生年金
妻住民税
妻所得税
・数十万円以上するような高額な出費を入れています。高額な出費を含んだまま収支を計算すると本来の収支額がわかりづらくなるため、大金を除いた収支額も計算しています
税金
車購入
風呂工事
住宅関連
引越し
・会社員のボーナスにかかる税金は、毎月天引きされる「税金」とは分けて費目化しています
健康保険
雇用保険
厚生年金
住民税
所得税
国民健康保険
国民年金
・税金や社会保険を支出として入力しているので、手取りではなく額面でつけています
夫
妻
アルバイト
・ポイントなど少額の収入があったときに使います。ただ、数十円、数百円の金額まで付ける必要はないと思うので、利息などはあまり付けていません
その他
ポイント
商品券
利息
お祝い
返金
配当
・一時所得よりもまとまった収入のときに使います
買取
その他
フリマ
失業給付
車買取
還付金
給付金
副業
株
夫
妻
・支出と同じように、高額な収入を含んだまま収支を計算すると本来の収支額がわかりづらくなるため、大金を除いた収支額も計算します
お祝い金
贈与
階層構造なら中分類だけでシンプルに表示することもできるので、小分類の費目を増やしても家計簿がごちゃつかないので便利です
↓で階層構造の費目分けを少し試すことができます
4. 【体験談】家計簿10年続けた私の費目分け実践記
私がこれまで家計簿をつけてきて、意識していることや考えていることを
実体験ベースで紹介します
4-1. たまに発生する支出の項目分け
私は、少額だったり、どの費目にも入らないものは「雑費」に入れています
具体的には、自治会費や免許更新手数料などは雑費にしています
費目化しても節約しない支出は、無理に費目分けする必要はありません
どの費目に入れていいかわからないものは、とりあえず「雑費」に放り込んでおけば大丈夫です
全ての支出を管理することはできないので、食費や娯楽費など特定の費目に絞って、管理するようにしています
4-2. 天引きされている税金も支出として計上する
私が家計管理で意識していることは、
「無職、無収入など家計が苦しいときに役に立つ家計簿にすること」です
どういうことかというと、
無職でも、住民税や国民年金、国民健康保険は支払う必要があるため、
会社員のときから天引きされている税金・社会保険料も支出として家計簿に付けることで、
無職になった場合、生活するのにいくら必要なのか大体の金額が見積もれます
その見積もりができると、

「貯金が140万あって、無収入でも7ヶ月間は生活できるから会社やめても問題なさそう」

「失業手当の月14万円と貯金を合わせれば、1年くらいは猶予あるから、スキルアップして異業種に転職することもできそう」
などなど、無職、無収入になった場合の必要金額がわかるので、
私自身、お金の不安をかなり減らすことができました
私の実体験は↓の記事で解説しています
4-3. 貯金や投資は支出として付けない
貯金や投資を支出として費目化するメリットは2つです
- 先取り貯金を最初に付けることで、強制的に貯金する習慣づけができる
- 貯金額や投資額の把握がしやすい
私は、貯金や投資した金額を支出として費目化していません
理由は、貯金や投資を支出にすると、収支額や生活にかかったお金が一目でわからなくなるからです
このように、収支を知るために、頭の中で余計な計算が必要になります
個人的には、先取り貯金や投資をしていても、それは家計簿に付けない方がわかりやすいと思います
ただ、貯金や投資額は把握しておきたいので、
私の家計簿では複数の表を作成するようにしています
↓の集計表は何にお金を使ったのか無駄遣いを分析したいので、貯金額や投資額などは入れない

収支表は、集計表の収入額から支出額を引いた収支額を計算。ここで貯金額がわかります

資産表は月1回作成し、現金や投資した総額の増減や負債に対する純資産額などを把握


「別で2つも3つも家計簿を作るのって大変じゃないの」
と思われるかもしれませんが、
私はExcel家計簿を使っているので、日々の支出や収入のデータを入力すれば、
自動的に複数の表を作成してくれるようにしています
それぞれの役割ごとに複数の表を作成しているので、シンプルに家計管理できています
5. 費目分けの応用テクニック
私が実践している費目分け以外にも、様々な費目分けの方法を紹介します
ぜひ家計簿作りの参考にしてください
5-1. 費目がたった1つだけの家計簿
費目が1つだけの1行家計簿を紹介します
1行家計簿では節約したい費目だけを付けます
かなり変わった家計簿ですが、費目が1つだけで良く、家計簿に記入する作業も1行だけなので、
家計簿初心者に適した費目分けの方法です
5-2. 支出の価値で費目分けする
私の家計簿では食費や日用品費などの一般的の費目を使った家計簿以外にも、
自分の価値観で費目分けする価値分類表という表も作っています

一般的な家計簿では、物やサービスの種類で費目分けしますが、
価値分類表では、自分にとって、
- 「絶対に必要な支出」
- 「必ず必要ではないけどあった方がいい支出」
- 「幸福感を感じる支出」
などに費目分けします
価値分類表のメリットは、少ない費目で家計全体をシンプルに把握できることです
詳しくは↓の記事で解説しています
5-3. お店で費目分けする
食費で費目分けしても、何を節約すればいいのかわかりづらいですが、
スーパー3万、コンビニ1万で費目分けしていれば、コンビニでの買い物を減らせばいいなど、
具体的な行動に結びつきやすいです
また、お店で費目分けすればいいので、費目分けに悩む必要もありません
↓有名なづんの家計簿もお店で費目分けする家計簿です
6. まとめ
様々な費目分けの方法を紹介したので、
結局どれを始めたらいいのか悩んでしまうかもしれませんが、
とにかく、費目分けがうまくいかない方は、できるだけ少ない費目から始めてみるのがおすすめです
そして問題なく家計簿が続けられそうなら、費目を増やしたり、予算管理や特別費積立などチャレンジしてみても良いと思います
最初から完璧に家計管理しようと思うと高確率で挫折します
私が作成しているExcel家計簿は、家計簿初心者でも挫折しづらく、Excel初心者でも作成できる家計簿になっています
興味がある方はぜひ参考にしてもらえると嬉しいです
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
かもしかのExcel家計簿は
手書き家計簿よりも日々の入力の手間が少なく、過去の支出とも比較しやすく好きなようにデザインできる
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