Excelは無料で使えて機能も問題なし‼︎有料版との比較や利用方法を徹底解説

まず結論です

利用用途が日常利用、簡単な事務作業なら

無料版Excelでも機能的に十分です

詳しく解説していきます

1. Excelを無料で使う方法

Excelを無料で使うためには主に↓の3つの方法があります

  • Excel Online(Web版)
    • Microsoftアカウントがあれば誰でも無料
    • インストール不要で使える
  • Excelスマホアプリ(iOS/Android)
    • 基本機能は無料で利用可
    • 一部高度機能はサブスクが必要
  • 教育機関アカウント(学生・教職員限定)
    • 所属している教育機関が契約している場合に使用可能

Excel Online(Web版)

無料でExcelを使いたい方にとってはExcel Onlineが一番ベストです

Excelソフトをインストールする必要はなく、Web上でExcelを使用することができます

使うために必要なのは「Microsoftアカウント」だけなので、誰でも使用することができます

機能の紹介や始め方もこの記事で詳しく紹介しています

Excelスマホアプリ(iOS/Android)

スマホにExcelアプリをインストールして使います

ただ、スマホなので編集作業はやりにくいです

スマホアプリは、パソコンで作成したExcelファイルを外出先で確認する用途で使うのがおすすめです

教育機関アカウント(学生・教職員限定)

大学など教育機関が「Microsoft 365 Education(Office 365 Education)」を契約している場合、その教育機関のメールアドレスを持っていれば、無料で使うことができます

その教育機関に在籍している間はExcel以外のOfficeソフトも使用することができます

以上のように、Excelを無料で使う方法は3つありますが、この記事では誰にとっても使いやすい

Excel Online(Web版)を使う前提で、機能の紹介や有料版との比較をしていきます

2. 無料版Excelの機能を有料版と比較

無料で使う場合、Excel Onlineを使うのが良いのはわかったけど、

無料版だから機能が制限されていて、満足に使えないんじゃないの?

ということが次に気になるところだと思います

確かに、有料版と比べて使えない機能はありますが、ほんとに微々たる差です

機能の違いについてExcel画面の上部にあるメニューで比較します

ホーム

↓ 有料版 Excel2021

↓ Excel Online

最も使う頻度が多い「ホーム」はほとんど機能の差はありません

挿入

↓ 有料版 Excel2021

↓ Excel Online

有料版と比べて「アイコン」「ピボットグラフ」Excel Onlineにはありません
ただ、一般的によく使われる基本的なグラフやテキストボックスなどはExcel Onlineでも用意されています

表示

↓ 有料版 Excel2021

↓ Excel Online

Excel Onlineでは「マクロ」が使えません

マクロとはExcelの操作を簡単に自動化できる機能のことです

関数などの「数式」タブにも大きな違いはありませんでした

仕事でバリバリExcelを使っている人でない限り、Excel Onlineでも機能的には全く問題ないと思います

3. 【2025年最新】無料版と有料版Excelを比較(比較表あり)

Excel Onlineは無料で使えて、ライトユーザーであれば機能的にも問題ありません

ただ、利用用途や使い方によっては、有料版の方が良い場合があるため解説します

有料版(サブスクと買い切り)とExcel Onlineの特徴を表にまとめました

👉 表は横にスクロールできます(スマホ対応)
     
項目 Microsoft 365 Personal Excel 2024 Excel Online
料金 月額契約:2,130円/月
年額契約:21,300円/年(約1,775円/月)
買い切り:20,336円 無料
利用形態 サブスクリプション 買い切り型 Webブラウザで利用
利用期間 サブスク契約中のみ利用可 一度購入すれば半永久的に利用可 Microsoftアカウントがあれば利用可
機能 最新機能が常に使える
フル機能搭載
購入時点の機能で固定
アップデートはセキュリティのみ
基本機能のみ
マクロ・一部高度な機能は非対応
利用可能アプリ Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNote, Access 他 Excelのみ Excelのみ
アップデート 常に最新バージョン バグの修正やセキュリティ更新のみ(2029年10月9日まで) 自動的に更新
サポート あり(契約中) あり(2029年10月9日まで) なし
クラウドストレージ OneDrive 1TB(契約中) OneDrive 5GB(無料枠) OneDrive 5GB(無料枠)
保存場所 PCに保存可 PCに保存可 OneDrive(クラウド保存のみ)
インストール 必要あり(Windows/Mac) 必要あり(Windows/Mac) 不要(ブラウザで利用)
オフライン利用 可能 可能 不可(オンラインのみ)
おすすめの人 仕事・勉強で本格的に使う人 買い切りでコストを抑えたい人 家計簿や簡単な表計算をしたい人

OneDriveとは?

  • Microsoftの無料クラウドストレージ(オンライン上の画像やファイルの保存場所)
  • 無料で 5GB まで保存できます(Microsoftアカウントがあれば誰でも使える)
  • Excel Onlineで作成したファイルは自動的にOneDriveに保存されます

ここで比較した有料版Excelは以下の2つです

・Microsoft 365 Personal


・Excel 2024(買い切り版)

4. 有料版Excelがおすすめなのはこんな人

マクロなどの最新機能が必要・Excelスキルを付けたい

Excel Onlineではマクロなどの最新機能は使えません

マクロを使ったことがない方でも、今、手作業でやっていることをマクロで行うことで効率化できるかもしれません

マクロを使うとできることの具体例を挙げてみました

  • メール送信の自動化
    特定のタイミングで決まった内容のメールを一斉に送信したり、宛先やメールの内容をエクセルのセルから自動で取得し、送信することが可能です
  • 書類作成を自動化する
    毎月作成する請求書や報告書などの書類は、マクロで作成したテンプレートを利用すれば簡単に作成でき、特定のプリンターで印刷するなどの作業も自動化できます
  • Webサイトの情報を自動取得する
    製品価格やレビューを定期的に確認する場合、マクロを使ってWebサイトから必要な情報を自動で取得したり、取得したデータを分析やレポート作成などに活用可能です。
  • ボタンひとつで使える便利機能を追加
    「本日の日付を自動入力するボタン」「グラフを更新するボタン」など手作業だと複数の操作が必要なことをボタン1つに集約させることができます

このように効率化のためにマクロが必須の方や、

Excelスキルを身に付けたい方は有料版がおすすめです

私もExcel家計簿を付けていたおかげで、Excelスキルが仕事で役に立ったことがあります

詳しくは↓の記事で解説しています

Excelスキルを身につけるなら、やはりマクロを使えた方が良いと思うので有料版がおすすめです

有料版の中でも、Microsoft365のようにサブスクで継続的な出費がかかるよりも、

買い切り版を買っておいて、3、4年後に新しいバージョンが出たときに買い直した方が、金銭的にお得だと思います

また、Excelスキルを付けたいなら、日常的にExcelを利用する習慣をつけるのがおすすめです

その点でExcelで家計簿をつけることは貯金アップとスキルアップにつながると思っています

私が作成している家計簿はマクロは使っていないですが、もし興味があれば参考にしてみてください

一生使えるオーダーメイド家計簿 かもしかのExcel家計簿を使ってみたい方へ

Excelソフトを半永久的に使いたい

Excelソフトをすっと使い続けたいなら、断然、有料の買い切り版がおすすめです

商品ページには「2台までインストール可能」とあるので、2台のパソコンしかインストールできないと思ってしまうかもしれませんが、

使わなくなったパソコンのExcelをアンインストールすれば、新しくインストールすることができます

つまり、同時にExcelソフトをインストールできるパソコンが2台なだけで、
Excelソフトを使う権利は一生付いてきます

永続ライセンスの買い切り版の販売が終了する可能性も?

まず現時点で、Microsoft公式から買い切り版の販売が終了するなどの発表はありません

ただ、今はMicrosoft365などのサブスクリプション形式の販売に注力しているため、近いうちに買い切り版の販売が終了するのでは?と

噂程度で言われています

Excel Onlineも有料版がいらないくらい機能が充実しているので、個人的にはいつ改悪されてもおかしくないと思っています

数年前の買い切り版のExcelと比べると、現在の買い切り版は値段も高くなっているので、

今のうちに、一生使える買い切り版を買っておくのも全然アリだと思います

サポートが終了しても大丈夫なのか?

有料の買い切り版は2万円ほどしますが、仮に10年使うとすると年間のコストは2,000円程度です

でも買い切り版は途中でサポートが切れるから使えなくなるんじゃないの?

確かに、サポート期限を迎えると機能やセキュリティの更新が提供されなくなりますが、

ソフト自体が使えなくなるわけではありません

また、セキュリティ更新がなくなるとウィルスに感染しやすくなると思いがちですが、

買い切り版のExcelソフトはネットに繋がずに使えるので、

家計簿など手元のファイルを編集するだけではセキュリティリスクは小さいと思います

また、セキュリティリスクは↓の項目を守ることでさらに小さくできると考えています

  • 知らない人から届いた添付ファイルは開かない  
    特に「請求書」「注文書」などを装ったExcelファイルは注意。
  • ダウンロードしたExcelファイルの「コンテンツの有効化」をむやみに押さない  
    マクロが含まれていれば、事前にマクロを有効化するか聞いてくれるので、不要なら押さない。
  • よく分からないリンクや埋め込みアイコンが入っていたら注意する  
    見覚えのない参照先や、クリックすると何か開くアイコンがあれば危険のサイン。
  • 自分で作ったファイルや信頼できる相手のファイルだけを使う  
    ネットで拾ったExcelファイルは特に注意。

私個人の考えですが、上記のことを守っていればサポートが切れたとしても、問題はあまりないと考えています

以上のことからExcelをずっと使い続けるなら買い切り版を買った方が長い目で見てお得になるかもしれません

オフラインで利用したい・出先で使う

Excel OnlineはWeb上でしか使えないため、ネット接続が必要です

もちろん、スマホのテザリング機能を使えば、パソコンをネットに繋げるので外出先でもExcel Onlineを使うことはできます

ただ、スマホのデータ容量がカツカツとか、Excelを外で使う機会が多い場合は有料版がおすすめです

これまでのことをまとめると

  • Excel Onlineの無料でできる範囲は広く、機能的にも十分
  • Excelスキルを付けたい・仕事で活かすなら有料版Excel
  • Excelをずっと使っていくなら買い切り版Excel

Microsoft365などのサブスク版は毎月の固定費が増えるのであまりおすすめではないですが、

Excel以外のofficeソフトも使いたい、クラウドストレージ1TBが魅力的なら選択肢に入ってくると思います

・Microsoft 365 Personal

Amazonでは、「1年版」「1年版(自動更新)」「1ヶ月版(自動更新)」など選択することができます
楽天では、「1年版」のみで15%ポイントバックなどのSALEを行っていることも多いです

・Excel 2024(買い切り版)

Amazonでは、楽天と比べて定価が2000円安く、パッケージ版だとさらに1500円ほど割引されています(2025年9月現在)
楽天では、10%ポイントバックなどのSALEを行っていることが多いです

商品ページにはオンラインコード版
POSAカード(パッケージ)版かが記載されています

オンラインコード版・・・購入後すぐにメールなどでコードが送信されるのですぐに利用開始できる

POSAカード(パッケージ)版・・・購入後、コードが記載されたPOSAカードが届くので受け取りが必要

Excelソフトは基本的に前のバージョンの中古などは売られていません

以前のバージョンであったり、格安で売られている場合は非公式なショップの場合があるため気をつけてください

Microsoft公式で正規品を販売しているショップ名が公開されています

5. Excel Onlineの始め方

最後にExcel Onlineの始め方を解説して、この記事は終わりです

この記事が自分にあったExcelソフトを買う参考になれば嬉しいです

1. Microsoftアカウントを作成する

1、まずは 無料のMicrosoftアカウント が必要です

2、すでに Outlook(@outlook.jp/@hotmail.com など)のメールを持っている方は、そのアカウントが使えます
新規で作る場合 → Microsoftアカウント作成ページ から登録

2. ブラウザでExcel Onlineにアクセス

1、パソコンやスマホのブラウザで Office公式サイト を開く。

2、「サインイン」からMicrosoftアカウントでログイン。

3. Excelを開く

1、ログイン後、ホーム画面に「Excel」のアイコンが表示されるのでクリック。

2、「空白のブックを作成」を選べば、すぐに新規作成が可能。

既存のExcelファイル(.xlsx)を OneDriveにアップロード して開くこともできます。
OneDriveもホーム画面からアクセスできます

以上です

ではでは〜

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